ニューヨーク・カウントダウン（New York Countdown）までの道のり6
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ついに見てたマンハッタン（Manhattan）！
そして快適な空の旅も終盤を迎え、ついに！ついに！！マンハッタン（Manhattan）が見えてきました。自然と私の心の中でこの曲が流れ始めました。
そうです、"Empire State of Mind" JAY Z and Alicia Keys です。ニューヨーク（New York）と言えばこの曲で、ずっと好きな曲として聞いていました。
夢にまで見たマンハッタンを、飛行機の大きな旋回とともに、今自分の目で見渡しています。信じられないほど、美しい光景です。太陽の光に反射し、マンハッタンの建物が輝いていました。ついに来たぞッ
そこで働く人々、空気、すべてがアメリカ
着いたのが12月30日13時00分（現地時間)。およそ13時間のフライトでした。
ジョン・F・ケネディ空港は大勢の人でいっぱいでした。審査担当のスタッフは、やる気無さそうに、それぞれを顔をふてぶてしく見て行きます。かなり大柄な清掃スタッフが、仲間たちと楽しそうに作業しています。売店スタッフは、馴染み客と親しみを込めた笑顔と言葉を交わします。そのすべてが、まさにアメリカといった感じです！！
ホテルに向かうのも一苦労！
さてさて、事前に送迎車を予約していたので早速ホテルへ向かいます。出口ゲートでは送迎車の係の人達が看板を掲げながら待っていましたので、私は担当ドライバーを探しているのですが、なかなかそれらしい人は見当たりません。「私を待ってくれ送迎の方ですか？」と周辺の人に聞いても、「いや違う」と否定されます。「あれ〜、まだ来てないのかなぁ」と思ったのですが、不安になりホテルに直接電話してみると、「うちは送迎車は用意してない、バスか何かで来なさい」とのことでした。
「おーい、エクスペディア〜！予約してたぞぉ、どうなってんだ〜！？」と思い、少々参った気持ちで散策していると、タクシーがありました。ちなみにタイムズスクエアまでいくらか聞いてみると、なんと6,000円！！
正直高いと思い却下しました。また他にはタクシーっぽくない自家用車のような、怪しそうなタクシーがやたら勧誘してくるので、こちらも却下しました。するとバスが止まっているのを、見つけました。聞いてみると、乗り合いでなんと1,500円！！こちらに決めました。
ニューヨークへのバス旅はユーモアに満ちている。
それがこの青いバス。座席いっぱいになるまで、途中途中で人が乗って出発します。私はこのバスに乗って大変満足しました。なぜなら、運転手が陽気にDJをしながら運転してくれるからです(笑)。
丁度、夕日が沈む頃で「綺麗な夕日が見れますよ」とDJドライバーがアナウンスしてくれます。乗客は皆、笑顔や歓声をあげます。そして、この運転手がここぞとばかりに曲を流し始めます。流す曲はクラシックのシューマンの曲です(笑)。すると乗客全員、黙って自前のヘッドホンを耳にかけて好きな音楽を聞き始めます(笑)。しかし、運転手は意に介さず楽しそうに運転します。思わず笑ってしまうくらい、とても楽しい場面でした。
そして、目的地に無事到着し降りる際、運転手にお礼のチップと良い曲だったと感謝を告げました。すると運転手も嬉しそうに「Thank you」と感謝されました。どうやら、そのDJドライバーはクラシックが好きで趣味でピアノ演奏しているそうです。楽しい出会いにお別れ告げて、いよいよ来ました。
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